今年は、やなせななデビュー15周年記念と銘打って、5月から各所でライブを行ってきました。
その集大成とも言える、大阪・サンケイホールブリーゼコンサートまで、早いものであと5日となりました!
★スケジュールページはコチラ
★サンケイホールブリーゼのページはコチラ
今日は、13日上映の映画『祭りのあと』のご紹介です!
【あらすじ】
春雄(大塚まさじ)は定年退職して久しい独り暮らしの高齢者。1年前に妻・恵子(広瀬美砂)を病気で亡くして以来、周囲の心配をよそに、無気力な日々を送っていた。
そんな春雄の前に、突然メグミ(島田和香子)と名乗る女学生が現れる。見ず知らずの不思議な少女に、それまでの怠惰な暮らしぶりを叱られ、諭される春雄。突然の出会いに戸惑い、最初は反感を持つものの、少女の無邪気さや優しさに触れ、閉ざされていた心が少しずつ明るさを取り戻してゆく。
日を追うごとに春雄と打ち解けたメグミは、ある日「神楽をいっしょに見たい」と言い出した。神楽舞、それは亡き妻・恵子が病床で「死ぬ前にもう一度だけ見たい」と切望しながらも叶わなかった、地元の夏祭りで演じられるものだった。メグミのことばに隠された“真実”とは…
たとえ二度と会えなくても、あなたはそばにいてくれる―
愛する者の死の悲しみ。その先にある、いのちのぬくもりを描く感動の短編。
【出演】
大塚まさじ、島田和香子、高野愛、小川智之、広瀬美砂
【スタッフ】
監督 渡辺和徳
企画・脚本・音楽 やなせなな
撮影監督 中西順己(TIMELY Co,LTD.)
撮影 前地星人
照明 朴昌根
録音 本松健一
製作 眞井優花
編集 遠藤直樹(KINE FIVE)
MA 伊藤哲郎
ヘアメイク カストロ・デニース、阪田充章
後援 高取町、高取町教育委員会
協力 9PROJECT
題字 小山秀之
写真 田村広司
デザイン 川本木綿子
◆シンガーソングライター・やなせなな初の脚本作品~歌の世界を映画に
奈良県在住のシンガーソングライター・やなせななは、30歳で子宮体がんを克服した経験と、寺院で生まれ育った僧侶という視点を生かし、生と死をやさしいまなざしで見つめる、癒しの歌を数多く制作して来ました。
2004年のデビュー以来、5枚のアルバムを発表。独自の活動で全国47都道府県約600ヶ所での公演を成功させ、「自然と涙が溢れ出す」と評される歌声と、涙あり笑いありの巧みなトークで、老若男女幅広い層から確かな支持を獲得しています。
そんなやなせななの新たな活動として、歌の世界を本人自らが脚本化。
故郷である奈良県高取町を舞台に、短編映画の制作いたしました。
製作費は、クラウドファンディングを利用し、広く全国に寄付を呼びかけたところ、わずか5日間で目標達成という快挙を成し遂げました。
全編オリジナル曲で彩る物語は、妻を亡くした老年男性がその悲しみと向き合い、前を向いて生きるまでを描いた『祭りのあと』。
主演はシンガーソングライター・大塚まさじ氏(代表作「プカプカ」「男らしいってわかるかい」他多数、映画『父のこころ』主演)。
監督は故・つかこうへい氏の元で演出を学んだ劇作家・渡辺和徳氏が、映像作品に初挑戦しました。
13日は上映の後に制作秘話をご紹介!
どうぞお楽しみに!