今年は、やなせななデビュー15周年記念と銘打って、5月から各所でライブを行ってきました。
その集大成とも言える、大阪・サンケイホールブリーゼコンサートまで、早いものであと一週間となりました!
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昨日に続き、この公演に込めた思いや、出演者のことなど、いろいろ更新したいと思っております。
さて
この三日間でプロフィールをご紹介しました、サポートのバンドメンバー。
皆さん、ほんとうに素晴らしい演奏をしてくださるミュージシャンです。
息もぴったりだし。
それぞれ、わたしと出会った時期は異なります。
ひとりひとりのことを深く知っているかと言えば、実はあまりプライベートのことはわかりません。性格とか、好みとか、そういうものも、ほとんど知らないし。
演奏以外では会わないので、何か月もご無沙汰することはざらです。まあ、友達ではありませんからね。仲良し、というのとはちょっと違います。かといって、仕事のみの間柄、とドライに言い切ってしまうのもどうかなという思いもあり。
もちろん仕事ですが、その中で何の息がぴったりなのか、といえば、いっしょに演奏をするときに奏でる音、ただそれだけです。
この人なら、自分にとって最も大切なオリジナル曲を委ねても大丈夫だ、という、信頼を置けるかどうか。
その一点のみで深く、非常に深く、つながっています。
しかし不思議なもので、その一点でつながっていることこそが、とても重要なのでしょう。
音には人柄が深く関係します。良い音を奏でるなあ、とお互いに思いあえる人とは、仲良くなりやすいような気がします。
今年は特に、ドラム・ベース・ピアノ・バイオリンという編成でツアーも回ったので、旅をしたことによって、演奏以外の絆も深まりました。いっぱいお酒を飲んで、いろんなものを食べて、いろんな人を交えて歌ったり、語ったり、笑ったり。楽しい道中でした。
昔から「同じ釜の飯を食った仲」なんて言いますが、それって人間の基礎で、実はすごく大切なのだとつくづく感じたツアーでした。
その基礎となるバンドの4名に、今回は大阪だけのスペシャル編成で、パーカッションとギターが加わります。
さらにゲストもお迎えして
もう絶対いい演奏になるに決まってる!と、既に自画自賛!
デビューして15年も経ちますが、バンド編成でのライブはあまりやったことがなく
今年行ったバンドでの全国ツアーは、いろんな難問をクリアして、ようやく実行できた、悲願のツアーでした。
わたしが漕ぎ出した船に乗って、表現したいことを支えてくださる方々との、その時にしか出せない音や空気を、ぜひお見逃しなく!!!